cocorobare

Webサイトのお悩みなど、
お気軽にご相談ください

  • 「毎日くん」

ブログが3カ月で止まる会社に共通する5つの仕組み

最後にブログを更新したのは、いつでしたか。多くの会社のブログは、立ち上げから3カ月ほどで更新が止まります。社長のやる気が切れたわけでも、書ける人がいないわけでもありません。発信が仕組みになっていないから止まるのです。止まる原因が自分の意志の外にあったと気づけば、次の一歩はぐっと軽くなります。

この記事でわかることは、主に以下の3つです。

  • ブログが3カ月で止まる会社に共通する5つの理由
  • 止まるのは意志や文章力ではなく、発信が仕組みになっていないこと
  • 止めずに積み上げるために、最初に何を決めておくべきか

ブログが続かないのは、あなたのせいではない

続かなかったのは、あなたの意志が弱いからでも文章が下手だからでもありません。発信が仕組みになっていないからです。毎回ゼロから「何を書こう」と考え、忙しくなれば後回しにする。これは能力の問題ではなく、進め方の問題なのです。

ココロバレは創業から100社以上の発信に関わってきましたが、3カ月で止まる会社には共通点があります。社長が怠けているわけではありません。本業に全力だからこそ、仕組みのないブログは真っ先に手から離れていくのです。

人の脳は、すぐに成果が見えない行動を後回しにするようにできています。反応のないブログを「やらなくても困らないこと」と脳が判断し、優先順位がじわじわ下がる。気合いだけで続けようとするのが、もっとも続かないやり方だと言えます。

3カ月で止まる会社に共通する5つの理由

ココロバレが繰り返し見てきた共通点を、5つに分けて見ていきます。どれか一つで止まるわけではなく、いくつかが重なって止まることがほとんどです。

理由1 書くネタが社長の頭の中だけにある

ネタが一人の頭の中にしかないと、その人が忙しくなった瞬間に発信は止まります。本来は前もって貯めておくものなのに、書く直前にひねり出すものになっている。これでは忙しい週が来るたびに途切れてしまいます。

理由2 誰に何を届けるかが決まっていない

宛先のない手紙が書きにくいのと同じで、読者像が定まらないと書くたびに迷います。誰に何のために書くのかが曖昧だと、一本ごとに「これでいいのか」と立ち止まる。そうやって迷っているあいだに時間が奪われ、また後回しになるのです。

理由3 成果が見えず、燃料が切れる

書いても反応がなければ、続ける理由を見失います。本来ブログの成果は数カ月かけて積み上がるものです。なのに数本書いただけで「問い合わせが増えない」と感じてやめてしまう。何を見れば前進と分かるのか、その目安を決めていないのが原因です。

理由4 書く前の素材集めがない

記事の質は、書く技術より先に、何を材料にするかで決まります。料理ならレシピより食材です。社長の判断や現場の失敗談といった、その会社にしか語れない素材を集めないまま書くと、毎回ありきたりな内容になってしまいます。

理由5 ひとりで全部を抱えている

ネタ出しから執筆、公開までを一人が背負うと、その人の繁忙期がそのまま空白期になります。続く会社とそうでない会社を分けるのは、人の頑張りの差ではありません。頑張りに頼らず回る仕組みがあるかどうかです。

あなたの会社のブログは、この5つのうちいくつ当てはまっていたでしょうか。

続けることの本質は、意志ではなく仕組みにある

5つに共通するのは、どれも努力で解こうとするとうまくいかない性質を持っていることです。続けることの本質は、強い意志を保つことではなく、意志がない日でも回る段取りを先に用意しておくことにあります。ネタが事前に貯まる流れを作り、誰に何を書くかを始める前に決め、素材を集める役割を置いておく。そうすれば忙しい週が来ても止まりません。

ここで見方を変えてみてください。ブログは書いて消える広告ではなく、一度書けば残り続ける資産です。土地に建てた建物のように、止めない限り働き続けます。3カ月でやめた会社は、建てかけた建物をそのまま放置しているのと同じなのです。

止まる直前には、決まって更新の間隔がじわじわ開く時期があります。週一が二週に一度になり、月に一度になり、やがて止まる。この緩やかな失速こそ、一番危ない兆候です。一気にやめる会社より、少しずつ減速していく会社のほうが、止まりかけに気づきにくいからです。

止める前に、最初に決めておくべきこと

更新が止まってから立て直すより、止まらない流れを先に作るほうがずっと楽です。始める前、あるいは止まりかけている今、下の3つを書き出してみてください。

  • 誰に向けて書くのか(読んでほしい相手を一人、具体的に思い浮かべる)
  • 何のために書くのか(採用なのか問い合わせなのか、目的を一つに絞る)
  • ネタをどこから集めるのか(社長の判断・現場の失敗談など、出どころを決める)

この3つが決まっているだけで、書くたびの迷いがずいぶん減ります。逆にここが空欄のまま書き始めると、3カ月後にまた同じ場所で止まります。続けられる会社は、この準備にこそ時間をかけているのです。

この準備と継続の流れを発信にあらかじめ組み込んでいるのが、ココロバレが提供するブログ発信設計サービス「毎日くん」です。

止まらない会社は、止まらない流れを先に作っている

ブログを3カ月で止めるか、3年積み上げるか。この差を分けるのは、社長の根性でも文章力でもありません。止める会社は毎回の頑張りで乗り切ろうとし、止まらない会社は頑張らなくても続く流れを書き始める前に用意しています。続くかどうかは、始めたあとの意志ではなく、始める前の準備でほとんど決まっているのです。

まずは今日挙げた5つのうち、自社に当てはまるものを一つ書き出してみてください。止まった原因が自分の外にあったと分かるだけで、次の一歩は驚くほど軽くなります。

よくある質問

Q. ブログはどのくらい続ければ成果が出ますか

一般的なブログ運用では成果を実感するまで6カ月以上かかることが多いです。一方ココロバレの支援では現場の一次情報を厚く言語化し、産業機械メーカーで3週間で検索圏外から2位になった例もあります。大切なのは、止めずに積み上げる流れを先に作ることです。

Q. ネタが続かないのですが、どうすれば解決できますか

ネタ切れは発想力の問題ではなく、素材を貯める仕組みがないことが原因です。書く直前にひねり出すのではなく、社長の判断や現場の失敗談を日頃から書き留めておくと枯れにくくなります。一つの判断から複数の記事が生まれることも多いです。

Q. 社内に書ける人がいなくても続けられますか

書ける人の有無より、素材集めと公開の流れが仕組みになっているかどうかが、続くかどうかを決めます。一人が全工程を抱えるとその人の繁忙期に止まります。素材を引き出す役割と書く役割を分ければ、専任のライターがいなくても続けられます。

Q. 一度止まったブログを再開しても意味はありますか

意味はあります。過去の記事は止まっている間も検索やAIに読まれ続けるため、ゼロから始め直すより有利な位置から再開できます。ただし同じ進め方だとまた3カ月で止まります。再開時に誰に何を書くかと素材の集め方を決め直すことが分かれ目です。

この記事を書いた人

藤原紗千代

株式会社ココロバレ 代表取締役/ブランド戦略デザイナー

マスコミ系制作会社で鍛えたデザイン力とディレクション力を土台に、渡米してマーケティングを学ぶ。帰国後、「伝わらないを晴らす」を掲げて株式会社ココロバレを設立。デザイン経営を軸に、企業の“強み”を“伝わる形”へと変換し、成果につなげる戦略設計を行っている。

支援実績は、開業初月で月商100万円を達成した1人整体院から、年商90億円規模のエコ企業まで多岐にわたる。デザインと経営の両視点からブランドの本質を引き出し、「伝わるデザイン」で企業価値を高めることを得意とする。