【SNSライティング③】漢字の量3割が「いいね」獲得にちょうどいい!
長い間、これは漢字?ひらがな?と迷いながら書いていました。
でも一般的なルールを覚えた上で、自分ルール、会社ルール、クライアントルールを作ることにしました!
読みやすい文章、わかりやすい文章は、「見た目」への配慮も大切です。
文章の見た目は、漢字、ひらがな、カタカナの割合が大きく影響します。
漢字の割合は、2〜3割が丁度いい!
次の例を見てください。
1
主旨とは、事実を用いて自分が最終的に何を言及するのかを、独自の論理や切り口を載せた最終結論です。
2
主旨とはテーマとも言います。事実をベースに、自分が最終的に何を言いたいのか、また独自の論理や切り口をもたせた最終的な出来上がり予想図と言えます。
3
主旨とは、テーマのことです。事実をベースにして「自分が何を伝えたいのか」を考えたものです。自分で考えた論理や切り口を足したものです。
1は詰まった印象を受けます。
難しい専門書のような堅苦しさから、漢字の意味を読み解くのに時間がかかりそうで、身構えてしまいます。
一方3は、ゆったりした印象です。
簡単に読める入門書や、小学校高学年がターゲットのように見えます。
とっつきやすい印象ですが、かえって読むのに時間がかかりそうと判断されるかもしれません。
このように漢字の割合は、見た目の印象に影響を与えると同時に、読むリズムをも左右します。
漢字の割合をコントロールする4つの方法
それでは、漢字の量をコントロールするための方法をみていきましょう。
漢字をひらがなやカタカナにする
漢字をひらがなにするとやわらかい印象に、カタカナは軽快な印象になります。
節約の技
節約のわざ
節約のワザ
綺麗な人を見た
きれいな人を見た
キレイな人を見た
同じ意味の別の言葉に言い換える
幼少期の話をした。→子どもの頃のエピソードを語った。
特別特典→スペシャル特典
今年の秋物コレクションは、選択肢豊富に準備しています。
→今回の秋物コレクションは、バリエーションを豊富にご用意しています。
専門用語や浸透率の低い言葉は使わないようにしましょう。
例えば、この文章をみてください。
このコンバージョンにコミットするために、このようにKPIとKGIを設定します。しかし、先日のイシューに関するコンサーンは、御社のコアコンピタンスであるIPの良さを十分に活かしきれていないように思われます。
イラッとしますね。
中学生がわかるレベルを意識して言葉を選択しましょう。
長い名詞を文章にする
元日本経済新聞記者発案作文添削特典付きムック本販売開始。
→元日本経済新聞の記者が発案した作文法についての本が本日発売されました。作文添削の特典もついています。
初回購入者限定特典
→初めてのお客さま限定の特典です。
1つ目は、さすがにこれほど長い漢字の羅列はやりすぎです。
しかし2つ目ぐらいの漢字の羅列は、日常生活に溶け込んでいます。
例えばニュースの見出しは、限られた文字数で表現が迫られるため、長い熟語の割合が高い傾向にあります。
しかし、あなたが書く文章の漢字率は、果たしてそこまで高める必要はありますか?
本当の意味からはなれた漢字はひらがなにする
最近の傾向として、本来の意味からは離れて使われる言葉はひらがなにします。
新しい物好き→新しいもの好き
新しいもの好きの「もの」は、事柄という意味が強く、本来の「物」という意味から離れています。
あなたがが言う事は、理屈っぽい。
→あなたが言うことは、理屈っぽい。
本来の「事柄」という意味から離れているため、ひらがなにします。
私が悲しんで居る事を知って下さい。
→私が悲しんでいることを、知ってください。
布団を片付けて欲しい
→布団を片付けてほしい
文末の「下さい」「欲しい」などは、動詞の意味をサポートする補助動詞です。
多くの場合ひらがなにします。
最後に:「ルール」を作りましょう
SNSやブログでは、そのメディアに合わせて漢字やひらがなのルールを表にしておくと便利です。
自分1人で運営するSNSでも、ルールを決めることで一貫性ができ、読者の安心感につながります。
漢字、ひらがな、カタカナの割合を意識して、さらにレベルアップした配信を目指しましょう!