- 「毎日くん」
ブログ代行を外注して3カ月たっても効果が出ない会社に共通している5つの原因
目次
記事は増えているのに、問い合わせが増えない。対応力が不十分だったり、SEO指標だけを優先していたりするなど、外注先に原因がある場合もあります。一方で、外注先に渡すブログの素材と発信の目的が定まっていないという、発注する側に原因がある場合も少なくありません。何を変えれば採用応募や集客の問い合わせにつながるかを、5つの原因から整理します。
この記事でわかることは、主に以下の3つです。
- 外注先よりも先に、発注する側で確認すべき5つの原因
- 原因は「一次情報・人格の一貫性・継続」が整っていないこと
- 外注先を変えても、発注側が変わらなければ同じことが繰り返される
外注3カ月で変わらない会社に共通している5つのこと
以下の5つは、ココロバレが実際に関わってきた企業で繰り返し見てきたパターンです。外注先を変える前に、自社に当てはまるものがないか確認してみてください。
原因1 渡している情報が「会社概要」と「大まかなテーマ」だけ
外注業者に渡している情報が会社概要とおおまかなテーマだけの場合、記事にはその会社にしか語れないものが何も入りません。記事として成立はしますが、検索エンジンにもAIにも「誰が書いたか分からない汎用情報」として扱われます。
一次情報とは、その会社が現場で重ねてきた経験・判断・失敗の記録のことです。この情報は外注先が自力では持てません。ヒアリングを通じて経営者から引き出すか、経営者自身が素材として提供するしかない情報です。一次情報がなければ、外注先がどれだけ文章を上手く書けても、汎用コンテンツが蓄積されるだけで資産にはなりません。
よくある疑問として「どんな情報を渡せばいいのか分からない」という声を聞きます。基本の単位は、「あのとき、なぜそうしたか」という判断の理由です。業界の常識と違う判断をしたとき、なぜそうしたかを一文で話せれば、それが一次情報の素材になります。
原因2 記事のトーンと視点が納品月によってバラバラ
担当者が変わるたびに、あるいは月をまたぐたびに、記事の語り口や視点がばらついていないでしょうか。ある月は専門的で熱量があり、次の月は事務的な説明文になる。テーマもつながりが感じられない。
AIはウェブ上の情報を読む際に、企業の「人格」を一貫したものとして認識しようとします。バラバラな発信が続くと「人格のない情報の集積」として処理されます。記事単体は読まれても企業への信頼としては積み上がらず、引用もされにくくなります。
人格の一貫性は、文章の好みの問題ではありません。「この企業はどんな立場からものを語るか」というスタンスを、記事を作る前の段階で方針として明文化しておく問題です。この方針が定まっていないと、担当者の個性や気分に依存し続けることになります。
原因3 継続が担当者の確認工数に依存している
外注先への指示・確認・修正依頼・公開承認、これらすべてが社内の担当者の判断と工数によって動いている場合、継続は人に依存しています。担当者が繁忙期に入れば記事の公開が遅れます。担当者が退職すれば、トーンも運用フローも一から作り直しになります。
ココロバレが支援現場で確認してきた事例の中で、最も多いパターンの一つがこの「担当者依存の崩壊」です。3カ月は続いたが、4カ月目に担当者の異動があって止まった。続けようとするたびに誰かの意欲と時間を消費しなければならない状態になっています。
継続の本質は、意志の問題ではなく仕組みの問題です。「続けなければ」という意識ではなく、止まらない仕組みがあるかどうかで決まります。
原因4 発信の目的とコンテンツの内容が噛み合っていない
「検索で新規顧客を集めたい」という目的に対して、キーワードの選び方がない。「採用強化に使いたい」という目的に対して、求職者が読む記事の内容になっていない。こうしたケースでは、外注先は聞かれないと方向を変えません。デフォルトの記事フォーマットで納品することが業務の定義になっているからです。
目的の明確化と方針の設定は、外注先ではなくクライアント側が決めるべきことです。「何のためにブログを書いているか」が記事の一本一本に込められていない限り、記事は目的と無関係に量だけが蓄積されます。
原因5 成果の確認軸が決まっていない
「効果が出ていない」という判断は、何を成果として測るかが決まっていないと判断できません。検索順位なのか、流入数なのか、問い合わせ数なのか。確認軸がなければ、どこを改善すべきかが見えないため、外注先も「記事を納品した」という事実だけで評価されます。
精度を磨くサイクルは、測定・評価・改善の繰り返しです。この軸が最初から決まっていないと、サイクルが一度も回らないまま3カ月が過ぎます。問い合わせ件数を成果の軸にするなら、記事からの流入・LP・コンバージョンの導線が整っていなければ測定すらできません。測定できないものは改善できません。
5つの原因が指す「仕組みの欠如」という本質
5つの原因を並べると、ある共通点が見えてきます。どれも「外注先が悪い」という話ではなく、「外注に渡す素材と外注の進め方自体に問題がある」という話です。
ココロバレが支援の中で確認してきた原則として、ブログで成果を出せる会社には3つの条件が仕組みとして整っています。「一次情報」「人格の一貫性」「継続」の3条件です。
一次情報がなければ、どんな業者も薄い記事しか作れません。人格の一貫性がなければ、AIも読者も「この会社はこういう考えを持っている」という認識を積み上げられません。継続が仕組みとして整っていなければ、必ずどこかで止まります。
外注先を変えることで解決するのは、文章の質やスピードです。3条件が整っていない状態で業者を変えても、同じ原因が残り続けます。外注先を変える前に変えるべきは、外注に渡す素材と目的の整理です。
「毎日くん」(ココロバレが提供するLLMO対応ブログ運用代行サービス)は、月1回のヒアリングで一次情報を引き出し、人格を作り、仕組みとして継続させることを一体で提供しています。この3条件をサービスの仕組みとして持っているかどうかが、ブログ代行を選ぶ際の最も重要な確認軸です。
まとめ
3カ月続けても成果が出ない会社に共通しているのは、5つの原因が重なった「仕組みの欠如」です。一次情報・人格の一貫性・継続という3条件が仕組みとして整っていなければ、外注先がどれだけ優秀でも結果は変わりません。
今の外注に何を渡しているかを確認してみてください。会社概要とおおまかなテーマだけなら、記事にはその会社にしか語れるものが入りません。月次でヒアリングはありますか。担当者が変わっても記事のトーンは一定ですか。成果を何で測るかは最初に決まっていますか。これらのうち一つでも「わからない」という答えが出るなら、外注先の問題ではなく、外注の仕組みの問題です。
外注先を替えても、仕組みが変わらなければ同じことが繰り返されます。今のブログ代行から成果を引き出すための最初の一手は、外注先への指示を変えることではなく、外注に渡す素材と目的を整えることです。まず5つの原因のどれが当てはまるかを確認するところから始めてみてください。
よくある質問
Q. ブログ代行を外注する前に、自社で準備すべきことは何ですか
一次情報の整理・目的の明確化・成果の確認軸の設定の3点です。一次情報は「なぜあのとき、あの判断をしたか」を一文で言えるものを3つ用意するだけで、外注先が書ける記事の質は変わります。「検索順位・流入数・問い合わせ数」のうち今期どれを追うかを一つに絞って外注先に伝えることが、出発点になります。
Q. 外注先を選ぶ際に、一次情報を引き出す仕組みがあるかを確認するポイントはどこですか
「ヒアリングがサービスに含まれているか」「記事テーマを誰が決めているか」「人格(トーン・視点・スタンス)の統一を仕組みとして持っているか」の3点を確認してください。テーマを外注先が汎用的に決めている場合、一次情報を引き出す仕組みはない可能性が高いです。「人格の方針書をクライアントごとに作っているか」という問いも有効です。
Q. 「毎日くん」は今の外注から切り替えやすいですか
現在の外注先との契約整理とココロバレとの初回ヒアリング(1時間)の2点が必要なことです。人格と記事戦略の方針書はココロバレが作成するため、クライアント側の準備は最小限で始められます。ライト(月5万円)からプラス(月15万円)まで3プランあり、発信量や課題に応じて選べます。詳細はピラーブログからご確認ください。
関連記事
ブログ代行を外注しても3カ月で成果が出ない。その原因が自社の発注の仕組みにあるかどうか、無料ブランド力診断で可視化するところから始めましょう。
この記事を書いた人
藤原紗千代
株式会社ココロバレ 代表取締役/ブランド戦略デザイナー
マスコミ系制作会社で鍛えたデザイン力とディレクション力を土台に、渡米してマーケティングを学ぶ。帰国後、「伝わらないを晴らす」を掲げて株式会社ココロバレを設立。デザイン経営を軸に、企業の“強み”を“伝わる形”へと変換し、成果につなげる戦略設計を行っている。
支援実績は、開業初月で月商100万円を達成した1人整体院から、年商90億円規模のエコ企業まで多岐にわたる。デザインと経営の両視点からブランドの本質を引き出し、「伝わるデザイン」で企業価値を高めることを得意とする。